🍇 清水農園 ブドウ月別カレンダー

鳥取県北栄町 / 月をひらけば「共通・ピオーネ・シャイン」のやることが全部見える
色の使い分け🟧 共通(両品種) 🟣 ピオーネのみ 🟢 シャインのみ
清水農園の運用ルール(年間共通)
💉 年間防除早見表(薬まきカレンダー) ※「次の薬まきは何?」はここを見る。詳しいやり方は各月の欄へ
時期薬剤狙いメモ
2月下旬石灰硫黄合剤越冬病害虫⚠️ オルガミンと混用NG(→2月)
3月後半アルバリン顆粒水溶剤(樹幹塗布)貝殻虫(カイガラムシ)幹に塗ってラップで覆う→5月に取る(→3月)
5月 満開直後〜カルクロン 500〜1,000倍(3〜4回連続)縮果症のCa補給(シャイン最重要)7〜10日間隔(→5月)
5月灰色かび病の予防散布灰色かび病気温22℃+曇雨続きは要警戒(→5月)
6月中旬ディアナWDG 10,000倍
+オンリーワンフロアブル 2,000倍
アザミウマ/晩腐・灰色かび・うどんこ袋・笠かけ前の必須防除(→6月)
7月中旬サムコルフロアブル10 5,000倍
+ランマンフロアブル 2,000倍
ハマキムシ/べと病・晩腐病袋・笠かけ後の防除(→7月)
※ オルガミン 1,000倍 は4月の展葉から薬散のたびに混用OK(石灰硫黄合剤だけはNG)

❄️ 1月

休眠期

🟧 共通

  • 剪定の仕上げ/誘引/棚の補修
  • 🟣 ピオーネ:結果母枝の確保(来年の収量に直結)。樹勢の強すぎる枝は思い切って間引く
  • 🟢 シャイン:結果母枝は前年より弱め・短めでもOK(着房過多を避ける)。窒素過多気味の樹は間引く

❄️ 2月

休眠期 〜 越冬病害虫対策

🟧 共通

  • 剪定・誘引・棚補修のつづき
  • 粗皮削り(そひけずり):幹の古い皮を剥いで、越冬しているカイガラムシの卵・虫を減らす
  • 2月下旬:石灰硫黄合剤 散布(越冬病害虫対策)
⚠️ 石灰硫黄合剤は オルガミンと混用NG
🐛 カイガラムシ(クワコナカイガラムシ)対策の考え方
冬(11〜2月)は粗皮削りで越冬中の虫を減らす段階。
薬は3月後半にアルバリンの樹幹塗布(塗ってラップで覆う)→ 卵がかえる5月に効かせて叩き、ラップを取る(→3月・5月の欄を参照)。

🌿 3月

樹液動き出し 〜 ハウス被覆

🟧 共通

  • ① ハウス被覆スタート(内張りナイロンも張る)→ 被覆して地温・気温を上げ、木を眠りから起こしにかかる(こちらが先)
  • ② そのあと芽傷処理(3月前半ごろ)。木が動き出すころ、芽の先 5〜10mm に切り込みを入れて芽揃いを良くする(教科書の適期は2月下旬〜3月上旬)
  • 萌芽前の元肥(春肥)は控えめ(秋堆肥でNが効いてる前提)
  • 🐛 ③ 3月後半:アルバリン顆粒水溶剤の樹幹塗布(貝殻虫対策)。木が樹液を吸い出すこの時期に幹へ塗り、その上をラップ(ビニール)で覆う→ 薬が木にしっかり吸われて、卵がかえる5月に効く(ラップは5月に取る)
👀 芽の状態の早見表(「萌芽前」っていつ?の目安)
畑で迷ったら芽を見て確認。芽から緑が出る前が「萌芽前」、緑や綿毛がのぞいたら「萌芽が始まった」合図。
時期芽の見た目木の状態/やること
休眠期(冬)芽が固く閉じて茶色くカサカサ眠っている・樹液は動かない
萌芽前
(2月下旬〜3月)
芽が少しふくらみ、先がゆるむ。まだ緑は見えない目覚めかけ・樹液が動き出す
被覆・芽傷・樹幹塗布はこの間に済ませる
萌芽
(4月上〜中旬)
芽が開き、中から緑の芽・綿毛が出る完全に起きた
展葉緑の葉が広がるぐんぐん成長
🌱 弱った木への根元灌注(年間で最も大事なタイミング)
3月下旬〜4月上旬(萌芽直前) に オルガミン 1,000倍液 を根元へ。
樹液が動き始める直前に吸わせることで、弱った木が今シーズンしっかり動けるように仕込む。
  • やり方:主幹から 30〜50cm 離れた場所にゆっくり流し込む
  • 雨上がり(土が湿っているとき)が吸収しやすくてベスト
  • 乾いた土のときは先に水をやってから
⚠️ 石灰硫黄合剤の散布後に根元灌注する場合は、1〜2週間 空けること
🌱 芽揃いを良くするオルガミン散布(萌芽直前)
水あげ(樹液が動き出す=ブリージング)の前後に、オルガミン 100倍 を芽・枝に散布して芽の出を揃える。
  • まだ葉が出ていない時期なので、結果母枝(芽)に直接かけるイメージ
  • 根元灌注(1,000倍)とは別モノ。こちらは 100倍で 10倍濃いので入れ間違い注意
  • 通常の葉面散布(萌芽〜収穫期)は 1,000倍・6〜10回
⚠️ 石灰硫黄合剤とは混用しない(農薬と混ぜるならボルドー等はOK)

🌱 4月

萌芽期 〜 展葉

🟧 共通

  • 💧 スプリンクラー灌水スタート(2日に1回・1回 60分)
  • 春の肥料は控えめ(秋堆肥でNが効いてる前提)
  • 防草シート下に有機マルチ(バーク堆肥・もみ殻)を 3〜5cm 補充
  • 早朝の換気スタート(樹を引き締める=病害虫予防)
  • 🏠 4月後半〜5月頭:内張りナイロンを外す(暑くなる前に)。外張りビニールは巻き上げ式なので外さず、巻き上げで開け閉めする
  • 🌿 オルガミン 1,000倍 葉面散布スタート(展葉が始まったら)
     → 以降、2〜3週間に1回を5〜6月まで継続。樹勢を整えて開花・果粒肥大を助ける

🌡️ ハウス管理

  • 日中:22〜25℃/夜間:12〜15℃

🟣 ピオーネ

  • 🟦 灌水開始後 → 下敷き防草シートを敷く(ピオーネのみ)
  • 萌芽期(4月上旬〜中旬):芽の数を確認・整理
  • 展葉 5〜7枚 → 誘引・摘心の準備
  • 4月下旬時点:展葉 10枚 程度が標準(例年より5日早い場合あり)
  • 1新梢1花房 を基本とする
  • 強く伸びる新梢は徒長後に誘引(折れ防止)

🟢 シャインマスカット

  • 萌芽期:芽の数を確認・整理
  • 4月下旬時点:展葉 9〜10枚 程度が標準
  • 勢いの弱い新梢は早めに花穂を落とす
  • 着房位置の葉が大きい新梢を残す(良い房ができる)
  • 副梢葉枚数が多い新梢を優先

🌸 5月 シャインの山場

開花 〜 ジベ処理 〜 結実

🟧 共通

  • 🔴 カルクロン葉面散布スタート(縮果症 本命対策)
    満開直後 → 7〜10日間隔で 3〜4回連続
  • オルガミン 1,000倍 を継続(樹勢強化)
  • 灌水:通常通り 1回 60分

🦠 病害虫

  • 灰色かび病の発生時期 → 換気徹底+予防散布
  • 気温22℃+曇雨4〜5日続くと多発要注意
  • 🐛 カイガラムシの卵がかえる時期(5月上〜中旬):3月後半に塗ったアルバリンの樹幹塗布(成分ジノテフラン/スタークルと同じ薬)がここで効いて虫を叩く。覆っていたラップ(ビニール)を取る。7月以降も発生が続くので、被害が多ければ追加防除

🌡️ ハウス管理(北栄町は早くも暑い)

  • 日中:25〜28℃(30℃超えは換気で下げる)
  • 夜間:18〜20℃(下がりにくい地域なのでサイド開け)

🟣 ピオーネ(順番が大事)

  1. 展葉 7枚以降:強い新梢を誘引
  2. 展葉 8枚頃:1回目の摘心(副梢は房まで2枚・房先1枚)
  3. 展葉 12枚頃:開花前摘心(花穂の充実)
  4. 摘穂:10㎡あたり 50花穂以下に絞る
  5. 開花始め:花穂の本整形(花穂下部から 2.5cm 残し)
  6. 満開 14日前 〜 開花始期:ストマイ液剤20 を使用(無核化準備)
  7. 満開 〜 満開3日後ジベ処理(1回処理)
     ジベレリン 25ppm + フルメット 5ppm
  8. 満開直前:ジベ焼け対策に トルキャップα

💊 施肥(開花始め)

肥料名10a あたり
硝酸加里 1号10kg(弱い圃場は 20kg)
マルチサポート 1号20kg
硫加10kg

⚠️ ジベ1回処理の注意

  • 樹勢は中庸以上 / 開花が揃ってから処理
  • 処理〜細胞分裂期の低温に注意
  • 軸長 6〜7cm を厳守
  • 1回処理は肥大がやや控えめ → 摘粒と着房コントロールを丁寧に

🟢 シャインマスカット(順番が大事)★山場★

  1. 新梢管理:房先6枚を残す程度で摘心(シャイン特有)
  2. 花穂整形:開花始めに花穂下部から 2.5cm 残し
  3. 満開 14日前 〜 開花始期:ストマイ液剤20(無核化準備・必須)
  4. 満開 〜 満開3日後ジベ1回目
     ジベレリン 25ppm + フルメット 5ppm(無核化・着粒安定)
  5. 満開 10〜14日後ジベ2回目
     ジベレリン 25ppm(果粒肥大)
  6. ジベ2回目後 4〜5日:予備摘粒スタート

🔴 縮果症 予防スタート(最重要)

タイミング薬剤狙い
満開直後カルクロン 500〜1,000倍Ca補給 1回目
+7〜10日カルクロン 2回目 + オルガミン 1,000倍Ca+樹勢強化
+14〜20日カルクロン 3回目Ca継続

💊 施肥(無加温ハウス)

時期肥料名10a あたり
1回目GA処理後ダイヤアミノ 76510kg

⚠️ シャイン特有の注意

  • 樹勢の弱い圃場は 2回目処理時に 硝酸加里1号 を 10kg 追加
  • 縮果症発生時期スタート(5月上旬〜6月上旬)→ 監視強化

🍃 6月 シャインの山場 ピオーネの山場

果粒肥大 〜 摘粒 〜 袋かけ(シャイン)・笠かけ(ピオーネ) / シャインは縮果症ピーク・ピオーネは下旬から着色始まり

🟧 共通

  • 💧 灌水を 60分 → 30分にセーブ(玉が張ってきたら)
  • 水たまり・乾燥のムラを毎回チェック
  • 梅雨入り後は湿度管理が最重要 → 換気を切らさない

🦠 6月中旬 袋かけ・笠かけ前 防除(両品種)

薬剤濃度狙い
ディアナ WDG10,000倍アザミウマ類(袋・笠かけ前必須)
オンリーワンフロアブル2,000倍晩腐病・灰色かび病・うどんこ病
⚠️ 大豆大の幼果〜袋・笠かけ前は スカウト・アドマイヤー 系は使わない(果面汚れの原因)

🟣 ピオーネ ★山場★(6〜7月が勝負)

  • 摘粒の本格化:1房 450〜500g・30〜35粒 を目標に房型を整える
  • 6月中旬:笠かけ前防除(上の共通の表を参照)
  • 6月下旬:笠かけスタート(清水農園は袋かけではなく笠かけ
  • 🎯 6月下旬ごろ:着色始まり(飛び玉がぽつぽつ出だす)→ アブサップ散布のタイミング到来(詳しくは7月の表を参照)
  • 果房に直射日光が当たりすぎないよう葉で守る
  • 樹勢が強すぎる房は早めにマーキング(着色不良予備軍)

🟢 シャインマスカット ★山場★

  • 摘粒の本格化:清水農園基準で 1房 500〜600g・35〜40粒
  • 主枝1mあたり 8〜10房(清水農園基準)
  • 6月中旬:袋かけ前防除(上の共通の表を参照)
  • 6月下旬:袋かけスタート

🍇 摘粒のコツ(肩部の粒)

  • 肩部:巻きにくいので上向き粒は残す
  • 肩部〜下部:水平向き粒を残し、上向き・下向きは除く
  • 小さい粒・形の悪い粒から先に外す

🔴 縮果症 予防(仕上げ)

タイミング薬剤
6月上旬カルクロン 4回目
6月中旬以降液体マンガン(葉面散布)
⚠️ 縮果症の発生ピーク(5月上旬〜6月上旬)→ 房を毎日チェック。
異常な小粒・縮みのある粒は早めに摘粒。

☀️ 7月 ピオーネの山場(6月から続く)

着色 〜 糖度上昇 / ピオーネはアブサップ処理(着色は6月下旬から始まっている)

🟧 共通

  • 💧 灌水は 30分継続(糖度を上げるため控えめ)
  • 窒素を効かせすぎない(糖度が乗らない)
  • 夜温が下がりにくい問題 → サイドを夜間も開放
  • 🐦 カラス対策:着色が始まると狙われる。毎年使っている飛ばすタイプの鳥よけ(カイト式)を設置する(収穫が終わるまで)

🦠 7月中旬 袋かけ・笠かけ後 防除(両品種)

薬剤濃度狙い
サムコルフロアブル 105,000倍チャノコカクモンハマキ・ハマキムシ
ランマンフロアブル2,000倍べと病・晩腐病
7〜8月は 35℃ まで上がるのが当たり前。夜温も下がりにくい → 着色不良が出やすい。
  • 朝の換気を 5時台 から
  • 遮光ネット(30〜50%)の検討
  • 反射シート・光拡散シートで光環境改善
  • 細霧冷房があれば活用

🟣 ピオーネ ★山場★ 着色〜アブサップ処理

  • 7月中旬:笠かけ後防除(上の共通の表を参照)
  • 🎯 着色始期(飛び玉が出たタイミング=6月下旬〜7月) → アブサップ液剤散布
  • 🌿 葉面散布:エレマックス 1,000倍 を 3〜5日間隔で 3回(ピオーネのみ・シャインには使わない)

💊 アブサップ液剤の使い方(清水農園・去年から使用中)

項目内容
散布時期飛び玉(数粒色付き)が出たタイミング(清水農園は6月下旬ごろからぽつぽつ出だす)
※果粒軟化前は効かない
希釈倍率100倍(推奨)/100〜200倍
散布量1房 5〜7ml(ハンドスプレー)
散布方法果房に直接/葉に飛ばさない
処理回数基本1回(効きが弱ければ 7〜10日後に2回目)
⚠️ アブサップの注意点
  1. 調製したら当日中に使い切る
  2. 調製液は日陰に置く
  3. 降雨の心配がない日に処理
  4. 付きすぎると果面汚れ・果粉溶脱
  5. 着色が糖度より先行 → 糖度計で18度以上を必ず確認してから収穫

🌡️ 着色を助ける工夫

  • 夜間もサイド開放で夜温を下げる
  • 着色期は除葉して光を果房に当てる
  • 反射シート・光拡散シートを樹冠下に

🟢 シャインマスカット

  • 7月中旬:袋かけ後防除(上の共通の表を参照)
  • 着色期に入ったら灌水を控えめに(30分継続)
  • 収穫期判断:カラーチャートで黄緑色〜穏緑黄色
  • 出荷基準:糖度 18度

🍇 収穫期の判断

カラー状態判断
1〜2濃い黄緑色まだ早い
3黄緑色糖度をチェック
4〜5穏緑黄色〜黄色糖度18度以上で収穫OK

🎯 シャイン特有の注意

  • シャインは着色促進剤は不要(黄緑色品種なので)
  • エレマックスは使わない(ピオーネ専用)
  • 窒素を抑えると糖度UP(茨城農研データ)
  • マルチ+ドリップ灌水で高糖度化(山梨データ)

🍇 8月

収穫最盛期

🟧 共通

  • 収穫作業(品種・房ごとの完熟見極め)
  • 収穫後の枝の様子をチェック(樹勢評価)
  • 灌水:30分継続、ただし極端な乾燥は避ける
  • 収穫後の樹の 礼肥 を検討(来年の花芽形成に効く)

🟣 ピオーネ

  • カラーで収穫判断+糖度計で 18度以上 確認
  • アブサップ使用後は見た目より糖度で判断(着色先行のため)
  • 朝の涼しい時間に収穫
  • 収穫後は早く冷蔵で品質維持

🟢 シャインマスカット

  • 収穫の仕上げ(遅れ気味の房も完熟を待つ)
  • 収穫後の樹力評価(葉色・新梢の状態)
  • 礼肥の準備

🍂 9月

収穫後 〜 樹力回復

🟧 共通

  • 礼肥(収穫後の樹力回復・来年の花芽形成に効く)
  • 収穫後の樹勢を品種ごとに評価(葉色・新梢の状態)
🌱 弱った木への根元灌注(収穫後の回復タイミング)
収穫が終わってすぐ、元気のない木には オルガミン 1,000倍液 を根元へ。
今年の疲れを取り、来年の花芽をしっかり充実させる。
  • 礼肥と同じタイミングで合わせてやると効率的
  • やり方は3月と同じ(主幹から 30〜50cm 離れた場所にゆっくり流し込む)
  • 土が乾いていれば先に水をやってから

🍂 10月

落葉前 〜 土作り(清水農園の要)

🟧 共通

  • 落葉前の葉面散布で来年の花芽充実
  • 葉の色を見ながら追肥判断(両品種)
  • 🍂 10月後半:土作りスタート(穴掘り・秋堆肥・石灰)。清水農園はここが土作りの本番
  • 秋堆肥施用(清水農園の土作りの要)
    ⚠️ N過多を避けるため、量を 1〜2割減 も検討(縮果症対策)
  • 苦土石灰・牡蠣殻石灰で土壌Caを底上げ(数年がかり・縮果症の根本対策)
11月に入るとスプリンクラー灌水が止まるので、水があるうちに10月後半〜10月中に土作り(穴掘り・堆肥・石灰)を終えるようにしている。

🍂 11月

剪定スタート

🟧 共通

  • 剪定計画を立てる
  • 土壌診断(pH・Ca・有機物)→ シャインの縮果症対策の基礎データ
  • 11〜12月:剪定・誘引
  • 粗皮削りもこの時期からスタートOK(11〜2月の冬仕事)。剪定のついでに幹の古い皮を剥いで、越冬する貝殻虫を減らす
  • 🟣 ピオーネ:短梢剪定または長梢剪定。結果母枝の確保が来年の収量に直結
  • 🟢 シャイン:結果母枝は前年より弱め・短めでもOK(着房過多を避ける)
💡 なぜシャインは「弱め・短め」でいいの?
シャインマスカットは新梢(今年伸びた枝)が旺盛に伸びる品種。
結果母枝が長い・太いと、翌年の新梢がさらに強く伸びすぎて着房が多くなりすぎる
着房が多い → 1房あたりに届く栄養が薄まる → 縮果症が出やすくなる・果実が小さくなる

弱め・短めにしておくと:
  • 翌年の新梢数・着房数が適正に収まる
  • 1房に栄養が集中して縮果症が出にくくなる
  • 窒素の過剰吸収も抑えられる(縮果症はN過多と深い関係がある)
ピオーネと違ってシャインは「枝を残しすぎる方がリスク」と覚えておくと判断しやすい。

❄️ 12月

剪定・誘引

🟧 共通

  • 剪定・誘引のつづき
💡 土作り(秋堆肥・石灰)は10月後半までに済ませるのが清水農園のやり方(11月で灌水が止まるため)。→ 10月の欄を参照